「黄昏のブッシャリオン」買った…!

先月刊行されたバカリの話題の新刊・「黄昏のブッシャリオン」をamazonでGET。これは元々「ニンジャスレイヤー」の研究で頭角を現して来た著者の碌星氏が、自分でも類似の作品をモノしてみようと考えて著したというモノらしく、「忍殺」同様に、まずはtwitterで順次作品を投下し、その後、小説投稿サイトの一つ「カクヨム」に纏めて投稿、ここでサイト主催の賞を受賞して書籍化につながって行ったという経緯だという話。内容は、人類が高度な「徳」を身につけた遥かな未来、「徳」を注ぐことでマ二車を逆に回転させて動力を取り出す「マニタービン」が発明され、これによって「徳」を動力として用いる事に成功した人類は、「徳」を基盤とした高度な文明を築いて暮らしていたが、「徳」がメルトダウンする「徳カリプス」が発生して殆どの人類は一斉に解脱、僅かに生き残った人類は、大きな「徳」を秘めた「即身仏」を求めて、人類を解脱させんとする無人の「得度兵器」が徘徊する荒野を彷徨い暮らしていた。主人公のガンジーとクーカイもまたそんな者たちの一員であった…、というような出だし。イロモノSFとも見えるが、設定をしっかり煮詰めた本格派らしい。出だしのサワリは既にネットのカクヨムのサイトで読んだが、本で、続きをボツボツじっくり読むつもり。

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