予定調和共和国 (長野 郁のブログ01)

私こと長野 郁 の日常生活を綴った日記ブログです。趣味のアニメ、鉄道、カメラなどについて気ままに語ります。なお、タイトルの「予定調和共和国」には、私の、色々な問題やトラブルが予定調和ででもあるかのように丸く収まればいいのになぁ、という願望が込められています。

「青の騎士ベルゼルガ物語」買った…!

「青の騎士ベルゼルガ物語」買った…!

この夏、20年の時を経て朝日文庫から復刊成った「青の騎士ベルゼルガ物語」全4巻をamazonで購入。オリジナルは、既に会社が廃業して現存しないソノラマ文庫から刊行されていたが、元々は当時アニメ系のキャラクタープラモデルも出していたタカラから刊行されていたアニメ模型情報誌「デュアルマガジン」の末期に、同誌上に掲載された連載が素となっていることは知っている人には周知の事実。また、これも良く知られているように、元々「装甲騎兵ボトムズ」の外伝として開始されながら、特に後半2巻に於いて「~ボトムス」世界そのものを破壊してしまうような設定の拡張を勝手に行ってしまった為に、「原作クラッシャー」として一部の「ボトムズ」原理主義者には目の敵にされており、現在ではアニメの「~ボトムズ」公式からは、(同じく外伝として登場したOVA「機甲猟兵メロウリンク」とは異なって)設定的に存在を除外されていると云う、曰く付きの作品でもある。だが、メカデザインが好評だったために、現在に至るまで散発的に各メーカーから、作中に登場する各種メカのキット(主にガレージキットだが、一部にはインジェクションのプラモデルも存在する)が継続的に発売され続けており、根強い人気は継続してはいる。前述のような大幅な独自の設定拡張が存在する為、ファンの中には、設定的に逸脱の始まっていない前半2冊のみを支持する、と云った態度を取る者も多いようだが、私の個人的なお気に入りは、後半2冊の「K'」&「絶叫の騎士」。この2巻の展開を指して「現在の目で見れば典型的中二病」なとど評する声も聞くが、むしろ、その事こそが本作の魅力と云える。何の躊躇いもなくラストに向けて、どんどん大げさになって暴走して行く壮絶な展開は、入り込んで読めば極めて興奮させられる壮大なストーリーではある。なお余談ながら、基本のギャルゲーネタの中に時々差し挟まれる「キューブ」「レグジオネータ」ナドの「青騎士」ネタが愉しかった独特な作風の同人誌を刊行していた、同人サークル「蠍の犬園」を主宰の いんど・めたしん氏 が急逝されて、先月で丁度15年になる。時の流れは無常な物である…。

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今回復刊された「青の騎士ベルゼルガ物語」全4巻。

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こちらはオリジナルのソノラマ文庫版。コレクターズアイテムと云う事で、これも中古品を購入してみた…。

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これは、ホビージャパンの別冊として刊行された全2巻のムック本。こちらも中古で入手。内容的には、1巻は設定や解説、元祖であるデュアルマガジン掲載バージョンの再録などから成り、2巻は主にメカ模型の作例集。こちらは現在はkindle版が出てはいるが、本編の文庫とは異なり、冊子体としては再版はされていない。

「黄昏のブッシャリオン」買った…!

「黄昏のブッシャリオン」買った…!

先月刊行されたバカリの話題の新刊・「黄昏のブッシャリオン」をamazonでGET。これは元々「ニンジャスレイヤー」の研究で頭角を現して来た著者の碌星氏が、自分でも類似の作品をモノしてみようと考えて著したというモノらしく、「忍殺」同様に、まずはtwitterで順次作品を投下し、その後、小説投稿サイトの一つ「カクヨム」に纏めて投稿、ここでサイト主催の賞を受賞して書籍化につながって行ったという経緯だという話。内容は、人類が高度な「徳」を身につけた遥かな未来、「徳」を注ぐことでマ二車を逆に回転させて動力を取り出す「マニタービン」が発明され、これによって「徳」を動力として用いる事に成功した人類は、「徳」を基盤とした高度な文明を築いて暮らしていたが、「徳」がメルトダウンする「徳カリプス」が発生して殆どの人類は一斉に解脱、僅かに生き残った人類は、大きな「徳」を秘めた「即身仏」を求めて、人類を解脱させんとする無人の「得度兵器」が徘徊する荒野を彷徨い暮らしていた。主人公のガンジーとクーカイもまたそんな者たちの一員であった…、というような出だし。イロモノSFとも見えるが、設定をしっかり煮詰めた本格派らしい。出だしのサワリは既にネットのカクヨムのサイトで読んだが、本で、続きをボツボツじっくり読むつもり。

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久々に宣伝

久々に宣伝。

「カニの不思議」好評発売中。



「元サルの物語」も好評発売中。

論評を書きました

「人類のやっかいな遺産」 ニコラス・ウェイド 著 山形浩生、守岡桜 訳 晶文社 2016年
「元サルの物語 科学は人類の進化をいかに考えてきたのか」 ジョナサン・マークス 著 長野敬、長野郁 訳 青土社 2016年
に関する論評を書きました。

「人類のやっかいな遺産」及び「元サルの物語 科学は人類の進化をいかに考えてきたのか」に関する論評

EOS 5D Mark IVのムック本

EOS 5D Mark IVのムック本。

amazonから届いていたEOS 5D Mark IVのムック本数冊を開梱して読んだ。まぁ、カメラ自体は買わないのだが、情報は入れておこうと思って…。細かい所が全般にかなり改良されている事は判った。ただ、今のままのレベルで鉄道とねんどろいどを撮影するなら、Mark IIIで充分という結論は変わらない。これでコマ速が8あったら、ねんどろいど機は兎も角として、鉄道用はMark IVを買っていたのだろうが…。私の個人的な需要のバランスは、2400万画素程度でいいからコマ速8というのが一応願望だったのだが、まぁ、単体としてのカメラのバランスとして考えれば現行のスペックにもなるよな…。(ま、でも、このスペックでも、多少でも腕が上がった場合は、途中でMark IIIでは役者が足りないと言い出して世代期半ばで買い替えちゃう可能性もあるんだけどね…。)まぁ、Mark Vではコマ速は8の大台(初代EOS 7Dのコマ速が8なので、これが一つの基準であるために「大台」扱い(笑))に乗るだろうから、それまで数年は、当面はMark IIIのままで、まだ待つか…。

ご紹介~☆

今日は、私がペイントツールSAIを覚える際に参考にした本をご紹介~☆。

結局、SAIの本は20冊以上買い溜めたが、実際に使い方を覚えるときに、現に参照したのは3冊。一冊目と2冊目で基本的な手順を学習、3冊目で各機能の詳細を調べた。SAIの本は沢山出ているが、実際に20冊ぐらいバラバラバラとめくってみての、私なりのオススメの本がこの3冊…。



夜になってから、今後のイラストのレベルアップのために、上級の色の塗り方講座の本や、髪の描き方・背景の描き方に特化してレベルアップを謳う本をamazonで注文してみた。読んでみて役に立つようなら、また紹介します…。

なるほどなるたん

なるほど、ふむふむぬくぬく、ターゲティング広告によれば、自費出版でISBNコードのある本を書店ルートに出すなら風詠社かリーブル出版、と…。メモしとこう。まぁ、今は「世の風」を皮膚感覚で感じたいので、まずは、ISBNの無い同人誌で即売会に出ることが当面の最初の目標であることには変わりがないが…。

最近読んで面白かった本を貼るコーナー~♪

最近読んで面白かった本を貼るコーナー~♪。

これは面白い。RPGのパーティーが現代っ子の女子高生一行だったら…、という基本設定で、柏市のご当地ローカルな魔王との闘い(というか一方的イジメ)が繰り広げられるという…。 世が世なら、似たようなものを私が描いていたかも知れないなー、ナドという親近感的なデジャヴ感すら湧く内容である…。現在は5巻までだが、まだ続刊中のようなので、続きもそのうち出るだろう…。

未購入だった「ヤマノススメ」を

5巻購入後、未購入だった「ヤマノススメ」を、6巻以降チェック。12巻まで出ていることが判り、早速amazonに注文。表紙を見た所では、あおい がいつものジャケットに、下はスパッツ・タイツ無しのスカートで登山する展開もありそうで、好事家には嬉しいサービスか…? TVでアニメ3期やんないかな…。

私の訳書「カニの不思議」、青土社より好評発売中!

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なごみ系ダメ人間なオタクです。male体(オス体)ですが巫女体質、アニメ、鉄道、カメラなどが好き。絵(イラスト)を描くのも好きですが、最近は描けてません…。なお、私の言説は原則としてA-A基準となっております…(つまり難燃性)。なお、男女の作法流儀価値観の組合たる人類からの脱退を僭称するタワケ者でもあります…。
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